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昭和文学で旅する北京
什刹海公園
元の時代に、北京と江南地方とを結ぶ水運の拠点であった湖が什刹海である。前海、后海、西海の3つからなり、前海の周囲に造られた公園を什刹海公園という。清代から海をもたない北京の人々に涼みの場所として親しまれ、娯楽の場となってきた。2014年には大運河の一部として世界遺産に登録された。
北海公園の北門から湖に沿って遊歩道が細長く延びており、前海と后海の間に架かる橋から后海の方向を見渡すと、かつての皇族の園林であった三山を望むことができる。夏は水泳、冬はアイススケートが可能。周辺はシャオチー店(屋台や路面店で食べ物を売る庶民的な店)が多く、夜になると一転ネオン輝くバーストリートとしてにぎわいを見せる。
(『地球の歩き方D03北京2016〜2017年版』ダイヤモンド社、2016年、153頁を参考。)
什刹海公園の過去と現在
1939
2023
今昔対比写真
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