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頤和園(昆明湖・万寿山)

 和園万寿山とその南に広がる昆明湖の総称。面積は約290万㎡で、昆明湖の面積が全体の4分の3を占めている。周囲は約8kmあり、背後の玉泉山や西山を庭園の風景のなかに取り入れている。北京最大の皇家園林(皇帝とその一族の庭園)であり、1998年にユネスコの世界遺産に登録された。1750年に清の乾隆帝が、母親の長寿を祝って造営した庭園が前身で、はじめは清漪園(せいいえん)といった。乾隆帝は杭州の西湖を模した昆明湖など、江南地方の風景をこの庭園に映すとともに、中国伝統の神仙蓬莱思想を庭園の各所に表現した。

(『地球の歩き方D03北京2016〜2017年版』ダイヤモンド社、2016年、140頁を参考。)

頤和園の過去と現在

1934

1935

1942

1967

2023

今昔対比写真

昭和文学で旅する北京

九州大学地球社会統合科学府

蘇冠維

*本サイトは、九州大学大学院未来共創リーダー育成プログラム(GIPAD)の支援によって作られたものです

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