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昭和文学で旅する北京
香山公園・碧雲寺
香山公園(こうざんこうえん)
北京の西北郊外にある西山東麓に広がる大型山林公園で、1956年に正式開放された。1186年(金の大定26年)、山中に大永安寺が建てられたのが始まりとされる。最高峰557mの香炉峰は「鬼見愁」と呼ばれるほど険しく切り立った峰だが、山頂からの眺めは格別。香炉峰付近までは全長1.4kmのロープウエイも利用できる。
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碧雲寺(へきうんじ)
香山公園の北側、聚宝山の麓にある園林式寺院。1331年(元の至順2年)に碧雲庵の名で創建され、明清代に大規模な増築が行われた。境内は6つの中庭を中心に配置されており、大理石で築かれた高さ34.7mの金剛宝座塔には、チベット仏教の仏像が彫り込まれている。1925年、孫文が北京で逝去した後、寺の後殿に棺を安置したことから中山紀念堂がある。
(『地球の歩き方D03北京2016〜2017年版』ダイヤモンド社、2016年、188頁を参考。)
香山公園の過去と現在
1934
1935
1942
1979
2023
今昔対比写真
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